私が住んでいるところは郊外で電車は通っておらず職場へ行くにはバスから途中電車に乗り換え通勤していました。
都心部のように1時間に何本もの電車の発着があれば公共交通機関を利用するにあたりデメリットは感じないでしょう。
ですがバスや電車が頻繫にない郊外に居住している者にとっては通勤が苦痛でした。
会社の方針で車通勤はできず徒歩でバス停に行きバスから電車へと乗り継ぎ到着駅から会社までまた徒歩で通っていましたので会社に到着するだけで疲れるのですよね。
でも会社の方針が変わり車通勤が可能になり「待ってました」と言わんばかりに車通勤に切り替えました。
自宅から会社まで直行直帰で乗り換えや待ち時間も無く快適な通勤ライフを送ることができましたがメリットばかりではありませんでした。
ここでは車通勤をご検討されている方のご参考になればとメリットとデメリットや車通勤に決める前の大事な確認ポイントについてご紹介したいと思います。
車通勤のメリットとは?
公共交通機関を使わない車通勤では縛りのない生活で自由性に富んでいます。
煩わしい人混みも空席目掛けて乗り込むことも座席に座れることを意識しなくても良いのですよね。
快適な通勤にはどんなことがあるのか見てみましょう。
乗り遅れることがない
電車やバスなどの公共交通機関には発車時刻が決められています。
首都交通のように数分単位で発車時刻がくる電車であれば1本乗り遅れたことで大きな影響はないでしょう。
ですが1時間に2本の便しかないような公共交通機関の場合乗り遅れたりすると大変なことになります。
1分たりとも遅刻してはならないプレッシャーも朝から大きな負担を強いられます。
時間通りにバス停に行ったとしてもバスが遅れてくるとその間もう行ってしまったのかも知れないと言う不安にもかられます。
車通勤では自分のペースで自宅を出発できるので一日のはじまりの朝の身支度をゆとりをもって行ます。
無駄に遠回りしなくて済む
バスや電車は走行する路線が決まっています。
自宅から勤務先まで車で行けば直線距離で行けるところも公共交通機関を利用する場合大きく迂回しなければ勤務先に到着しないこともあります。
郊外の自宅から街の中心部から離れた勤務先まで路線が違うと一度中心部まで行き乗換なければならず時間ロスになります。
その点車通勤であれば最短距離を最短の時間で会社に到着できるので無駄がありません。
時間を気にせず勤務ができる
仕事をしているとその日のうちに済ませておきたい業務も出てきますがバスや電車の時間が決められていると時刻を気にしないといけませんよね。
丁度良い時間に仕事が終わるとも限らずバスや電車が出発した矢先であれば便が少ないとその後30分とか待ちぼうけすることになります。
その時間も有意義に過ごせれば良いのですが「こんなことであればもう少し仕事しておけば良かった」などと後悔することになりかねません。
車通勤であれば自分の都合で帰宅することができるので仕事の段取りもつけやすいのではないのでしょうか。
荷物が多くても気にせず運べる
例えば出張先でお土産を買ってきた場合会社に持っていくとすると日頃の通勤バック以外にプラスαで手荷物が増えます。
手荷物が増えると嵩張りバスや電車に乗るのが面倒に感じませんか。
つい通勤途中で荷物を忘れて降りてしまいったりそうなると後で手間がかかりますよね。
また仕事が終わってから食事の買い物をして帰ることもあるでしょう。
結構重い荷物や数が多くなると移動に大変な思いをしなくてはならないため一度帰宅してからスーパーに出かけることにもなりと思います。
車通勤であれば荷物の量や重さを気にすることなく買い物に専念できるのでとても利便性の長けていますよね。
気軽に立ち寄れる
帰宅途中にふと思いついたところに立ち寄れるのも車通勤ならではのこと。
クリーニングを取りにいかなければならないとか家族に用事を頼まれたなどそう言うときも気軽に立ち寄ることができます。
またトレーニングジムや習い事なども一度帰ってから出直すのであれば億劫にもなりますが帰宅途中に寄れるので健康維持や趣味の幅も広げやすですね。
人目を気にしなくてすむ
バスや電車の中で電話が鳴るとは他の人への配慮をしなければならず心の中で「誰?」とか「なに?電車の中なんだけど」みたいな罪悪感が湧き上がるでしょう。
車の中は自分だけの個室なので何をしていても人目を気にすることがありません。
もちろん携帯電話を持って会話は交通違反になりますのでハンズフリーを使用することになりますが車通勤であれば誰に遠慮することなく話せます。
好きな音楽をかけて通勤を楽しむことも目覚まし代わりにコーヒーなど飲みながら出勤することもできます。
良いか悪いかは別として寝坊して身支度が整えられないまま車に乗り髭剃りやお化粧をすることも可能ですよね・・・。
通勤時間が短縮される
電車を乗り換える必要がなければ短い通勤時間で済むでしょう。
ですが乗り物の乗り換えする場合は待ち時間や停車と発車を繰り返すことを考えると結構な時間がかかります。
しかも自宅からまたは会社からバス停や駅に行くのにも場所によっては10分から20分かかったりしますよね。
私の場合は1時間20分かかっていた時間が車通勤にすると約半分の時間の40分くらいで通えるようになりました。
一言通勤時間が短縮されとっても楽になりました!
車通勤のデメリットとは?
車通勤は自由で快適なことばかりではありません。
やはりメリットもあれば残念なことにデメリットもあるのですよね・・・。
自分が主体で移動するため交通事故のリスクや疲れていても運転しなければならないなどマイナス面についてもお話していきますね。
交通事故のリスク
あえて通勤に使わなくても運転する以上交通事故を起こすまたは巻き込まれる可能性がります。
しかし通勤ラッシュとなればその時間に偏って車の両が多くなっているので事故を起こす確率は増えると言っても過言ではないと思います。
スピードを出している車も多く見かけられ「遅刻したくない」「少しでも早く着きたい」と運転手の気持ちが焦りは事故に繋がりやすいですよね。
バスや電車であれば運転手は他者なので走行事態に影響を及ぼすことはありません。
ですが自分が運転手であれば特に疲れているときの運転は危険性が高まります。
アクシデントに巻き込まれる可能性も公共交通機関より多いですよね。
そうならないためにも時間に余裕を持って自宅を出発することを心がけたいところですね。
通勤時間が有効活用できない
昇進昇格試験や資格取得試験などの勉強やプレゼンの資料を読み返すなど電車やバスに乗っているだけであればその時間を有効に活用することができます。
スマホ検索するなどの行為も乗って直ぐ降りるギリギリまでやろうと思えばできるので時間を無駄にすることがありません。
しかし車通勤であれば運転操作に集中しなければならず運転する以外できることがないのです。
強いて言えば早く到着し少しでも時間を有効に活用することぐらいだと思います。
雨天や積雪の渋滞
電車であれば降車駅までの時間に狂いなく雨天でも大幅に遅れることがないのでその点安心できます。
しかし車通勤であれば雨天の日や雪の日には渋滞に巻き込まれることが多いのです。
普段バイクや自転車通勤している社会人や学生さんが車を使うことによるものではないかと思います。
積雪があったときは車道がアイスバーンになっていることもあるので走行速度も遅くなり渋滞を引き起こします。
渋滞は天候だけではなく事故の場合もありますし、以前私はバスがバスを牽引しており速度が30キロくらいでしたので2車線あっても物凄い渋滞で遅刻しました・・・。
予測不可能な渋滞が誘発されることがあるのが一番困りますよね。
飲んで帰れない
会社で飲み会があっても車通勤であればアルコールフリーのドリンクになることも。
もともと飲まない方であれば気にしないのでしょうがお酒の好きな人は残念なことに・・・。
飲みたい場合は代行や別の交通方法にするのか手段を考えなくてはなりません。
遅刻した呵責が大きい
電車であれば不通になることもあるでしょう。
バスであれば交通状況によって到着予定時刻より遅れるときがあるでしょう。
出勤時刻に遅れることは多くの会社で有り得ないことの一つであり社会人としての常識を問われることにもなります。
しかし通う道のりがある以上や無負えない場合はあります。
そのとき公共交通機関であれば会社もある程度仕方ないと許されることもあるでしょうが車通勤であればその許容範囲が狭くなることで許されないことも出てきます。
公の交通であれば仕方ないと思えるところが車であれば自分がもう少し早く家を出ていればと自責の念に駆られることになり兼ねません。
イライラするときがある
運転をしていると流れに乗っていない車や無理矢理横入りしてくる車にイライラすることがあります。
運転手であれば瞬間的にでも運転マナーの悪い車に心を乱されるのではないでしょうか。
公共交通機関ではたまに同乗者にイライラすることがあるかも知れませんが車通勤ほど頻繫にはないでしょう。
朝から精神的に負荷がかかることで一日中ネガティブな思いをすることになります。
車の維持費がかかる
- ガソリン代 年間約250,000円
- 駐車場代 年間 約120,000円
- メンテナンス費用 (オイル・タイヤ・バッテリー交換代など)
- 任意保険 年間 40,000円~60,000円
- 自動車税 34,500円
※通勤車コンパクトカーでの計算、ガソリン代は情勢により変動し任意保険もプラン免許証の色により変わりますのでご参考までに。
等々年間約50万程度の維持費がかかります。
任意保険は車の用途によって保険料が変わりますよね。
車通勤のために購入するのであればその分大きな費用がかかってしまいます。
車通勤のメリットデメリットを考える前の大事な確認ポイントとは?
「車通勤にしたいな、しようかな」と思う前に先ず会社が認めているかなど前もって確認しないといけないことがあります。
ここでは車通勤する上での大事な確認ポイントについてお話したいと思います。
勤務先の車通勤の可否
当たり前のことですが会社がそもそも車通勤を認めていないところがあります。
会社も営業時間や通勤途中での不良の事故など総合的な観点から許可をしていないのです。
私も最初は車通勤不可でしたが途中から会社が柔軟になり届出し本部で承認されれば可能になりました。
先ずはその点を確認することが必要ですね。
車通勤による手当の有無
- 手当が支給されるのか
- 1kmあたりの定額を距離に応じての支給か
- かかる費用を実費で負担してもらえるのか
など会社により変わってくるので車通勤にした際の手当の支給額をよく確認しておくことが大切ですね。
実際にかかる費用よりマイナスになることが多いとは思いますがあまりにも赤字になるのであれば車通勤を断念することにもなると思います。
駐車場の確認
勤務先が駐車場完備であれば良いのですが駐車場を賃貸契約するのであれば費用はどうちらの負担になるのか。
また勤務先の近くに賃貸駐車場があるのか会社から離れすぎると車通勤にする意味も半減する可能性があるので調べておく必要がありますよね。
費用を会社負担の場合に上限額も確認することが大切ですね。
通勤経路の確認
- 一方通行の道はないか
- どの道を通って通勤するのが安全か
- どこを通れば渋滞を回避できるのか
通る道も変わるとは思いますが折角車通勤するのであれば快適な通勤になるように経路も確認しスムーズに通勤できるようにしておくのが良いのではないでしょうか。
まとめ
ここでは車通勤のメリットデメリット及び車通勤にする前の大事な確認ポイントについてご紹介させていただきました。
車通勤は私にとっては一番の快適な通勤手段です。
無駄な時間や手間を省きその分家事や趣味など有意義な時間に変えることができます。
メリットばかりでなくデメリットもありますがプラスが多ければ車通勤にすることに越したことはないですよね。
もう車通勤できない会社には務めたくないと思うほどです。
もし車通勤を希望されるのであればこの記事をご参考にして検討してく見てださいね。