銀行員には興味があるけど仕事がきついとよく耳にしますよね。
確かにきついところもあるでしょう。
ですがそれは銀行員に限らずどこに就職したとしても仕事が辛いと感じることは多かれ少なかれあるのではないでしょうか。
仕事が大変だからやりがいや魅力がないわけでもないですし、辛いことばかりではなく楽しいときもありますよね。
銀行員の仕事も入社して直ぐなど慣れないことで正直しんどいなと思うこともあるでしょう。
まあ何年働いても辛いときはありますがでもやりがいや魅力を持てればそれも半減しませんか。
そこでここでは銀行員の仕事のやりがいや魅力そうして銀行員の仕事に就くための有利なことについてご紹介したいと思います。
銀行員の仕事のやりがいとは?
どんなに辛い仕事でもやりがいがあればこなせると思いませんか。
実際しんどいなとか面倒くさいな、どうして私がしなければいけないのかなどと思うときがあってもその先のやりがいを感じていれば私はできたのですよね。
その点についてお伝えてさせて頂きますね。
経営者の夢を実現し社会経済を発展させる
銀行から融資を受けることで多くの経営者の夢を実現させることができます。
これから店舗構えるなど起業しようとしている方の多くは大きな資金を必要とします。
資金調達が必要になりますが自己資金を投資できれば何の問題なく進めることができます。
ですが先ず多くの方は銀行に融資を求めます。
銀行では融資の審査がありますが申請が通れば融資をしてもらえ晴れて自分の夢に向かうことができます。
また企業が会社の規模をもっと大きくするため増設や全国展開しようとする際にも銀行に融資を依頼するでしょう。
銀行は起業する際や事業を拡大する際の経営者の願望を叶えることで引いては国や地域全体の経済の活性化に繋がっています。
銀行は経済を回す大きな要となっており自分の仕事が社会経済の発展に繋がっていることはとてもやりがいのある仕事と思えるでしょう。
お客さまの夢を叶える
誰しもが一度はマイホームも持つのが夢と思うのではないでしょうか。
マイホーム購入ばかりではなく費用がかかっても子供が希望する大学で学ばせてやりたいマイカーを持ちたい、買い換えたいと思うときにやはり資金が必要になりますよね。
手元に資金がなければマイホーム購入もマイカーも大学に行くことも叶いません。
特にマイホームであれば数千万と費用がかかるのでおいそれと全額自己資金を投入することは難しいことだと思います。
その夢を現実化させるために銀行で融資を受けることになります。
もちろん融資をするための審査はありますが通過すれば何の問題もなく夢を叶えることに銀行員は貢献できるのです。
経済面で人のお役に立てるのは銀行員ならではの仕事ではないでしょうか。
さまざまなお客さまの夢を融資を通じて叶えてもらえる喜びはやりがいに通じると思います。
資産を増やすサポートができる
お客さまの資産形成のサポートができることも銀行員のやりがいに繋がると思います。
お客さまの一人ひとりのご要望をお伺いしその方のニーズにあった商品を提供することで資産を増せた結果がでれば喜んで頂ければ銀行員側としても嬉しいですよね。
銀行員側は商品の販売をしただけで最終的に選択したのはお客さま自身なのですがその選択をサポートできたことでお客さまも行員側も満足できる結果になったのでしょう。
時にはマイナスを生む結果になることもあります。
ですがマイナスになったときにも何かしらアドバイスをすることでお客さまの安心に繋げることもできます。
資産形成のサポートができる仕事はお客さまの喜びや幸せ満足感や安心感を運ぶやりがいのある仕事だと思いませんか。
銀行員の仕事の魅力とは?
銀行員の仕事をしていると経営者と接することで自分の視野を広げること、対人能力や金融知識も向上が自分にも役立つこと世間一般の信用度が高いことが魅力的に感じます。
ここではその魅力についてご紹介しますね。
自分の視野を広げることができる
自分の周りにはいないような大きな企業の経営者や大きくなくても起業しようとしている方々と接する機会が銀行員にはあります。
特に融資を希望される方には経営者の方々の企業方針や考え方及び人柄人格に触れることが自分の目に見えない感情の経験値となります。
将来どのように経営を発展させるのか、どういう願望を持ち未来をどう見据えた上で今の物事を推し進めているのか聞くことができます。
このように対面で話してもらえるのは融資をする銀行員だからこそのこと。
経営者の豊かなビジョンに自分も視野を広げることができ、もしかすれば自分で起業することになる可能性もあると言うことでも夢が膨らむ魅力的な仕事になると思います。
対人能力を高められる
お客さまにも色々な性格の方がいます。
明るくて気さくなく金融相談に見えられる人やこちらの提案をよく聞いてくれる人など多くの方満足して頂き退店されます。
ですが中には金銭が絡むことになると気に入らなければすぐご立腹や声を荒立てる人もいます。
その方々のご理解を頂けるようにこちらも万全を期します。
全員とは言えませんがご納得される人も多いのです。
経営者から学べることもあればご不満を抱いている人への対応も勉強になるのです。
金銭が絡む仕事だからこそ本音で話すお客さまも多くその方々と接することで自分の対人能力が向上できることも銀行員ならではの魅力ではないでしょうか。
金融知識が増やして活かせる
学生時代にも書面上の架空の数字は簿記検定などもあり知識としてあるでしょう。
ですが社会人になると現実的なお金の数字を取り扱うことになります。
入社してからさまざまな資格や検定に挑み勉強を重ねることや実践的にお客さまへご提案やご案内など商品を説明することで自分の知識がより高まります。
それを自分の資産を増やすことにも応用できるのです。
自分の今の余裕資金をどう活用するか投資信託にするのか保険商品にするのか、はたまた今の世の中の情勢的には日本円に置いておくのが良いのか判断しやすいですよね。
住宅購入時期などライフスタイルを視野に入れ余裕資金の活用を考えることができるようになることは大きな銀行員の魅力ではないでしょうか。
信用性が高い
一般的に考えて世間の人々は銀行員というだけで信用性が高いのは銀行員ならではの魅力に一つですよね。
割賦販売やクレジットカードの申込締結、賃貸借契約や駐車場の契約などスムーズに行われます。
銀行でお客さまが自分の資産を安心して預けてくれること、融資の際に起業の決算報告書や財政状況などの書類を提出してもらえるのも信用があるからこそですよね。
住宅ローンを組むときに源泉徴収票を必要とは言え当然のことのように見せるのも信用されているからなのです。
「堅実」「誠実」「忠実」と良いイメージを持つ人が多い中例え融通が利かないなど良くない印象を受ける人がいたとしても決して信用性が低いと思われることはないでしょう。
信用がないとできない仕事ではありますが銀行程信用がある職種は少なく魅力になると思いますよ。
やりがいや魅力のある銀行員の仕事に就くために有利になることは?
やりがいや魅力についてわかってきたけれどでは銀行員になるために有利なことってあるのか疑問ですよね。
前向きで明るく躍動的で柔軟性がることなど人格的なことはもちろんご存知なところでしょうがそれ以外ではどうなのか見ていきましょう。
大卒や短卒が有利
銀行にはメガバンク・地方銀行・信用金庫・ネットバンクなどがありますが学部は問われなくても大卒・短卒を採用しているところがほとんどです。
地方銀行や信用金庫などは地元の高卒を採用するところもありますが狭き門となっているのが現状です。
学部は経済学部や経営学部ほか人文学部や法学部の方が多いように思いますが教育学部の方などさまざまです。
銀行も色々な部署がありますので適正な配置を考慮して多岐にわたって広く採用することを考えているでしょう。
多くの銀行は高卒よりバイト等の社会人に近い様々な経験をしている大卒の方が断然有利になるでしょう。
理数系の学部学科が有利
現在多くの銀行はデジタル化が進んでいます。
店頭での窓口業務もiPadでの受付に変わって来ています。
現金の取り扱いを減らすことで行員の負担や業務の効率化を図っています。
先日積立定期預金に近郊にある地方銀行に積立定期預金を解約しに行ったときお届け印鑑不要で書類を書くこともなくキャッシュカードがあれば解約できました。
もちろん書面での解約も受付可能ですが人員削減と顧客主体の取引でのリスクの回避の意図があるのでしょう。
スマートフォンやパソコンで自己責任による取引方法は大きく銀行の業務効率化にプラスに働きます。
フィンテックが進んでいる中、新たなシステムの構築化を図るためにシステム部門を強化していく必要があるため理数系は有利に働くのではないでしょうか。
資格取得について
銀行員になるために必ず取得しておかなければならない検定や資格はありません。
ですができれば取得しておくことで就職後気持ちにゆとりが持てる下記の試験です。
- 簿記検定(日商)
- ファイナンシャルプランナー
- 証券外務員
- 住宅ローンアドバイザー
入社してから取得も目指すことはできますができれば業務に直接関連するところもあるので入社前に取得を検討されることをお勧めします。
ただ入社してからの資格取得は費用を負担してくれる銀行もあります。
銀行によって違いがありますので入社前に取得についてはご参考程度に考えて頂くと良いと思います。
まとめ
銀行員の仕事のやりがいや魅力と仕事に就くための有利なことについてご紹介させていただきました。
日本の人口が減少している中、銀行だけではなく多くの企業が人員不足などでAT化を進める現象は止まらないでしょう。
そのために益々デジタル化され人とのコミュニケーションが少なくなっていますが、融資業務など人格や人柄を見極める必要性がある銀行員の仕事は無くならないでしょう。
それに銀行員ならではのやりがいや魅力は数値では表すことができない感情や経験を重ねることからくる何にも変えられない自分の価値を高めるものです。
銀行員に興味があるのであればぜひご参考にして頂き自分磨きの職種としてご検討されることをお勧めします。